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初めてクリニックで脱毛を受ける前に、知っておきたいことがいくつかあります。そのひとつが「毛周期」。脱毛に対しての不安を取り除き、より効果的な脱毛を実践するために、ここでは「毛周期」ついて説明します。
体毛は生えたら抜け、また生えるというサイクルを繰り返しています。このサイクルが「毛周期」です。毛周期には、大きく分けて「成長期」「退行期」「休止期」という3段階があり、これを繰り返しています。
毛が皮膚表面から出て、成長して伸びる期間
毛の成長が止まり、抜けるまでの期間
毛が抜け落ち、新たな毛が生えてくるまでの期間
毛は、目に見えているものだけではありません。表面に出ている毛は、全体の3分の1といわれており、表面にまだ出てきていないもの、抜けた後に新たに生えてくるための準備をしているものがあるのです。
カミソリや毛抜きで毛を処理したとしても、その毛が成長期であれば、またすぐに新しい毛が生えてきます。
「毛周期」であっても、全身の毛が同じサイクルで生えかわっているわけではありません。部位によって毛周期も異なります。
最も毛周期が長いといわれているのが、髪の毛です。髪の毛は1日に0.3~0.4mm伸び、3~4年間で退行期に入り、自然に抜け落ちます。自然に抜ける髪の毛は、1日に約50本といわれています。その後約4カ月後に新しい毛が生えてきます。ほかの毛がそこまで伸びないのに、髪の毛だけは長く伸びるのはこのためです。
クリニックで脱毛を受ける方が多い腕や脚は、1日に0.2~0.4mm伸び、約4カ月後に生えかわります。
ムダ毛の中でも特にやっかいなのは、ワキ。こちらも1日に約0.3mmと伸びるのが早く、一度抜けてから新たに生えてくるのは約2~3カ月後です。
ビキニラインは、1日に約0.2mm伸び、こちらも4カ月後に新たな毛が生え始めます。
毛周期が一番短いのが眉毛で、3カ月で生えかわるといわれています。
カミソリなどで自己処理ができるのは、成長期と退行期の毛です。一方、レーザー脱毛が効果を発揮するのは、成長期の毛のみです。医療レーザーを照射すると毛根がダメージを受け、新しい毛は生えてこなくなるといわれていますが、レーザーで照射をしても、1回ですべての毛に効果が出るわけではありません。毛周期に合わせて、レーザーを数回繰り返し照射することで、脱毛が完了します。
成長期の毛に合わせて照射できるよう、医療機関での脱毛は2~3カ月ごとに施術を行います。1回や2回の施術ではあまり変化が見られないのはそのためです。
また、顔と体の脱毛を同時に始めても、毛周期が異なるため効果は異なることも覚えていてください。
毛周期について知ることが、ムダ毛処理の第一歩です。
上手に毛周期を利用することで、施術の回数を抑えることができます。個人差がありますので、クリニックでカウンセリングをした上で、脱毛する部位の毛周期についても相談してみるといいでしょう。
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